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お彼岸の中日に 9/23 月

カフェで

花野あり乙女らつよきうるわしき

渋野日向子プロと大坂なおみ選手の笑顔が、
朝刊に並んでいた。
渋野プロはデサントレディース東海クラシックで逆転優勝。
大坂選手は東レ・パンパシフィック・オープンで圧勝。

メジャー大会に優勝して、
たぶん予想外に揉みくちゃにされるなかで、
以降の試合で勝っても負けても自分を保ちながら、
倦まず弛まずやるべきことをやってきたんだろうな。

トップに立つクルシサや重たさとは少し別の、
清々しい空気が二人から流れてきた。
お彼岸の中日に、そんなことを父にご報告。

夜の美術館 9/21 土

夜の美術館

ここいいなモネの絵にある風のいろ

国立科学博物館に行くつもりが、
つい国立西洋美術館へ引き込まれた。

「松方コレクション展」の入り口を入ると、
目の前にモネの「睡蓮」があった。
ポートランド美術館の「睡蓮」とは、
少し違う雰囲気をたたえている。
でもやっぱり「睡蓮」の前に立つと、
体の奥深くに風が流れるような気持ちになる。

金曜日と土曜日に、
夜9時まで楽しめる美術館が近くにあることに感謝。

国立西洋美術館:閉館時間は時に応じて変わることがあるようです。
通常は金・土は夜8時までの開館です。

夜の喫茶室 9/19 木

銀座ウエスト

柳散り心は遠し夜の喫茶

日中の賑わいの引けたウエストに、
ゆっくりした空気が流れていた。
買い物帰り風のご婦人や、
映画のパンフレットを繰っている初老の女性。
ネクタイを緩めてシュークリームをぱくついている男性。
どなたも思い思いに寛いでいる。

私もミルフィユとコーヒーでひとときの読書。
夜の新橋で、お酒じゃなくてコーヒーとは。
昔の自分がびっくりしている。

銀座ウエスト(銀座店):平日は夜10時まで営業しています。

少しだけ満月 9/14 土

バルで白ワイン

秋すだれバルのお客のひそひそと

十五夜を待っていたかのように、
東京は秋の空気に入れ替わった。

出かけて行くのも楽しいし、
家に帰るのも楽しい。
秋の夜長を楽しむ季節。

帰る道に、
雲の合間から満月が笑っていた。

上野の森 9/11 水

藝大アートプラザ

秋の蚊は上野の森に追はれ来て

円山応挙から近代京都画壇へを観に
東京藝術大学大学美術館へ。

上野の森を少し深く入ったあたり、
人混みを抜けて、たくさんの木に囲まれた小径を行く。
台風でぶり返した熱暑が残る森に、
夏の終わりのセミ時雨が降ってくる。

子どもの頃の夏休みが戻ってきたような道沿いに、
「藝大アートプラザ」を見つけた。
企画展(今は「百鬼夜行展」)もショップも魅力的で、
上野に行く楽しみが一つ増えた。

藝大アートプラザ:藝大の出島をコンセプトに、藝大の学生や卒業生、先生方の作品を展示していました。

落ち着かない日曜日 9/8 日

葡萄のケーキ

胸さわぎしてケーキ食ふ夜野分

台風に備えて、昨日のうちに買い出しを済ませた。
大雨大風雷停電への心構えと準備もまぁまぁ万端。

きょうは外出ままならぬと、
掃除をしたり机に向かったりケーキを食べたり。
降りそうで降らない空模様に、
うろうろそわそわの日曜日。

日暮れた空から、ついに雨が降ってきた。
首都圏を直撃する模様の台風15号の雨。
降ったら降ったでやっぱり落ち着かない。

新連載スタートしました 9/1 日

マスカット

原稿の手直しに倦み葡萄食む

NozomuNから、
「快適・カチョー生活 辞典」の原稿の一部が届いた。
初出は2005年。

アイデムの平田未緒さん(現〈人と仕事研究所〉代表)からの依頼で、
当時、そろそろと動き始めたネット読み物の、連載を引き受けたものだ。
NozomuNのいつものスタイルとかなり違う文体に、
関係者数名が色めき立った。

その連載を、今のトーンにまとめ直してお届けできることになりました。
こちらからご覧ください。

お断りがないときは、文と写真はmariyが、句はNozomuNの作になります。