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4/14 キチンと始めるチャンス!

 この「まえがき」を挨拶のことから始めたのは、最初にこの本の考え方を知っていただきたかったからです。この本の考え方とは「やるならキチンと始めよう」というものです。

 社会に出ると、社会人やビジネスパーソンとして学ばなければならない知識や行動があります。ところがたいていの知識や行動は、あなたにとって初めてのものではなく、その形を知っていたり真似をしたりした経験があるものばかりです。挨拶もその一つです。挨拶を知らない人はいませんし、その真似ごとをした経験はあるでしょう。しかしそれは形だけの挨拶で、「本当の挨拶」とはかけ離れていた可能性が高いのです。

 形だけの挨拶も本当の挨拶も、表面上は大した違いがないように思えます。しかし本当の挨拶は「働きかける力」や「ありがたく思う力」が強く、その分だけ相手の気持ちを大きく動かします。また相手に働きかけたい、ありがたさを伝えたいという思いが行動に速さを与え、相手をリストするなどの周到さを呼び込んでくれます。そうした積み重ねが、良質な人間関係を築いていってくれることになります。

 同じようなことが話す、聞く、書く、読むなどの基本動作にも当てはまります。わたしたちは小さな頃から、人に話をしたり人の話を聞いたりしてきました。ですから話すことにも聞くことにも不自由はしないと考えています。
 しかし、形だけ話したり聞いたりできることと、本当にそうできることとは大きな違いがあるのです。

『新訂 内定したら読む本』/挨拶のことから始まる「まえがき」から

編集:MariY