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海辺の町で(329) 4/30 土

ビール「インドの青鬼」

片付けの前にビールのある暮らし

〈たぶん世界一小さいチョコレート工場〉で買ったマシュマロチョコレートが美味しくて、近日に5袋くらい買いに行かなければと思うゴールデンウィークの土曜日でした。

シゴトの部屋のクロゼットの入れ替えをしようと思っていたのですが、土曜日の誘惑というのでしょうか、ゴールデンウィーク気分も手伝って、青鬼さんの手招きを拒みきれず、午後に入ったあたりでグビリしました。

「インドの青鬼」を飲み始めましたらナポリタンが食べたくなり、遅いブランチにしました。
(予定ではブランチをスキップして、早めのお夕飯にしようと思っていたのですが)

ブランチナポリタン

連休始むトマトソースは部屋に

あとは『刑事ヴァランダー』の世界にどっぷりと浸かり、気のむくままのゆったり休日でした。

海辺の町で(328) 4/29 金

カブの葉

雨音がくりやの菜打つ遠蛙

夕方になって雨音が大きくなってきました。
amazon primeで放映している『刑事ヴァランダー』が、愛読しているヘニング・マンケルの『ヴァランダーシリーズ』ではないか!と突然気がつきまして、ナンデイママデキガツカナカッタノカと思いながら、嬉しく鑑賞していたのですが、スエーデンの暗い冬を舞台にした映像に、雨音があまりにぴったりと合っていました。


きのう買ってきたカブとにんじんの葉っぱが青々と初夏の味です。

にんじんの葉

この町も黄金週間菜の青む

ブランチに、ナスやカブなどと炒めて、おそうめんに載せていただきました。
コチジャンと甜麺醤、黒酢で、夏仕様の味付けにしました。坦々メンマもよく合いました。

ブランチおそうめん

ソーメンを食ひむ町は未だ寒く

海辺の町で(327) 4/28 木

パンジー

パンジーが花の中の花子供時代

きのうの蒸し暑さとは一転の肌寒い一日でした。
ご近所のパンジーがしっとりと気持ちよさそうでした。

〈せんどう〉さんに買い出しに行きました。
『証拠死体』でスカーペッタがトマトソースをぐつぐつ煮込んでいるシーンを読んで、わたしもトマトソースを作りたくなり、ひき肉やトマトやナスなどを買い込んできました。ぐつぐつ。

ひとまず今夜は、にんじんとカブとナスをオリーブオイルで蒸し焼きにして、レモンソルトでいただく予定です。ちょっと肌寒いので、湯豆腐もいただこうと思います。

海辺の町で(326) 4/27 水

東京ステーションギャラリー

田園も素朴もそこに若葉窓

きょうは一段と蒸し暑さが増して、梅雨を思わせる陽気でしたね。
そんな湿度の高い陽気になんだか合っているなぁと感じる美術展に行ってきました。

「アンドレ・ボーシャン+藤田龍児展」(東京ステーションギャラリー)。
アンドレ・ボーシャンも藤田龍児も、どちらの画作もルソーを思わせるようなこっくりとした絵画で、でもどことなく可愛らしさがあり、妙に惹きつけられる絵ばかりで見応えがありました。

東京ステーションギャラリーは、昔のレンガの壁が残っているシックな内装でした。
3階の天井部分の灯り ↓ です。

東京ステーションギャラリー

見上げれば東京駅に春の窓

海辺の町で(325) 4/26 火

カプチーノとマフィン

春の潮マフィンの中を流れくる

セレスティンホテルにチェックインして、タリーズでカプチーノとレモンのマフィンを買ってきました。
部屋の造りが使いやすいためか、二度目の宿泊にしてすっかり馴染んだ気分になっています。

海辺の町で(324) 4/24 日

ハーブソルト

遅桜淡路の塩の届く日に

淡路島から、注文していた「春のハーブソルト」が届きました。

「瀬戸内海の海水を煮詰めて作った海塩に、淡路島で育てたアレン・ユーカリ種のレモンとローリエ、ローズマリー、春の芽吹きのフェンネルをブレンドしました」とあり、読むだけで美味しそうなお塩。
レモンの香りが満載で、お刺身やお豆腐にもとても合います。

海辺の町で(323) 4/23 土

モッコウバラ

花影を撫でて行き過ぐ風の影

きょうも初夏の陽気を思わせる気持ちよい一日でした。
風もほどよくて、窓をずっと開けていました。ソファに座って本を読んでいると、風がそよそよと流れてきて、いつの間にかうとうとしてしまいます。そよそようとうと。

しかしっ!うとうとしているばかりじゃなく。
きょうはセーター2枚とマフラー2本を手洗いしました。浴室の乾燥機が、ニット類の乾燥にもってこいでありがたいです。
きょう明日は、クロゼットの中身を少し移動させて、春夏物を出せるといいなぁと思っています。

夕方のご近所で。きょうはモッコウバラを見つけました。

海辺の町で(322) 4/22 金

ekista苺サンデー

いちご盛る玻璃の器をとうべけり

久しぶりにややへばりつつも元気にあれこれやっていました。
ブランケットやセーターをいよいよ洗濯しなければと、まずは一つ洗ってみました。先が長いです。。

夕方少し前に、商店街の〈タカラ鮮魚〉さんにお刺身を買いに行きました。きょうは、ぶりとカツオとイカを買いました。イカは明日用です。

帰りに〈EKiSTA〉さんで、苺サンデーとコーヒー(ゲイシャ)をいただきました。地元の「美鈴」という苺だそうです。少し黒っぽい色が特徴の甘い苺でした。
テラス席を流れる風が心地よくて、うとうとしそうになります。


ご近所の草花が刻々と変化しています。きょうはあやめを見つけました。

あやめ

待ち人もあやめの候も塀の外

海辺の町で(321) 4/21 木

お蕎麦

東京のそばかぶきをり揚雲雀あげひばり

国際フォーラム1階にモダンなお蕎麦屋さん〈ツタンカーメン〉を見つけました。
冷たい鶏そばと温かいジャスミン茶でランチにしました。

鶏飯を思わせるような鶏肉とオニオンフライ、海苔がたっぷりかかっていて、紅生姜がよいアクセントでした。コシの強いお蕎麦に、すっきりしたスープがあっていて、とても美味しかったです。

珈琲やお茶などもあり、ビールなどもあり、カジュアルモダンなよい感じのお蕎麦屋さんでした。
オープンテラスが気持ちよいランチタイムでした。


久しぶりに国立西洋美術館の常設展に行きました。

国立西洋美術館

春の展ここから始まる生活

カフェレストラン「睡蓮」から見える中庭も、しっとりと木々が美しく。いつまでも見飽きない絵のようでした。

国立西洋美術館

睡蓮と名告なのるカフェあり春の展

海辺の町で(320) 4/19 火

紫陽花の葉っぱ

この町や葉陰の去年こぞ陽炎かぎろひて

きょうもぼんやりとした曇り空が広がっていました。
朝のうちはお日さまが出ていて、キッチンの小窓からぴっかりと差し込む朝日を見て、引っ越ししてきたばかりのころに、電気を消し忘れて寝てしまったかと思ったことを、思い出しました。

このところの曇りがち空に、紫陽花の葉っぱが気持ちよさそうに伸びをしていました。
紫陽花好みの空模様が、まだしばらく続きそうですね。

海辺の町で(319) 4/18 月

芝桜と蝶々

ありつきの馳走にまどふ胡蝶かな

ぼんやりと曇り空の、ぼんやりと暖かい日でしたね。
ご近所の芝桜で食事中の蝶々。じわんと近づいても動じずに蜜を吸っていました。

郵便局からの帰り道に雨がさらさらと降ってきて、家々の芝生や木や草があまりに気持ちよさそうにしっとりとしていました。

海辺の町で(318) 4/17 日

お菓子と本

バーテンダーは語り始めた。ハイチのラムをオーダーした女検視官の間合いの良さに。
三十年みそとせやバーバンクール知りし春

きのうまでよりも少し暖かい日でした。

日曜日にもかかわらず郵便受けにコトリと音がして、パトリシア・コーンウェルの『証拠死体』が届きました。
検視官ケイ・スカーペッタのシリーズは、主人公ケイのお料理シーンを読むのも楽しみだったと、嬉しく思い出しました。

渋野日向子プロの単独2位の朗報もあり、盛り上がる日曜日になりました。

そんな日曜日のおやつは、その名も楽しい「まめだらけ」😀。
後引きなツミなお菓子です。

海辺の町で(317) 4/16 土

キャンディ

はるけしやマジックドラゴン春の潮

きょうは、〈上野リチ展〉で買ってきた『マイ・ファースト・リチ 上野リチのデザイン』を読みながら、リチさんのデザインにとっぷりと浸っていました。

ミュージアムショップで買ってきたキャンディ。
リチさんデザインの箱を見て、〈Double Dragon〉に思いが飛ぶ飛ぶ。

お断りがないときは、文と写真はMariYが、句はNozomNの作になります。