海辺の町で(550) 1/15 日
懐手して〈nana彩(なないろ)〉のスコーンかな
懐手して〈nana彩(なないろ)〉のスコーンかな
とても久しぶりに(たぶん30年ぶりくらい)、群ようこさんのエッセイを読みました。
映画『かもめ食堂』やドラマ『パントスープとネコ日和』で群ようこさんの作品に触れていましたが、エッセイはとても久しぶりでした。
『たりる生活』(朝日新聞出版社)は、老後を考えて引越しするために、あまりの物の多さに辟易しながら捨てたり寄付したりする日常を綴ったもので、朝日新聞に連載していたものを纏めたものでした。
群さんとほとんど同じ年のため、わかるわかる〜と共感することも多くて、同時に、同じ年代の女性でもだいぶ違うんだなーと感じることもたくさんあって、そしてごくごく微かにですが、椎名誠さん的文章の片鱗のようなものも感じて、くいくいと一気読みでした。
ここしばらくエッセイをあまり読んでいませんでしたが、山田詠美さんの『私のことだま漂流記』(講談社)も同時に買って(どちらもkindleです)、次のお楽しみになっています。
そんな読書三昧の日曜日のお茶時間に。
〈nana彩(なないろ)〉のスコーン「ざらめ」をいただきました。
オーブンで5分ほど温めて、〈9983〉のハチミツをつけていただきました。おいしーでした。
一月の雨を占ふや月うさぎ
夕方になって少し寒さが戻ってきましたが、きょうのこちらは暖かい雨の一日でした。
朝、窓を開けたときに、ほわんと春の土の匂いがしました。
久しぶりの雨の音を聴きながら読書をしたりネットサーフィンで調べ物をしたり。
気持ちのよい土曜日でした。
冬芽どき〈茉夏〉の薪を尋ねけり
ご近所のカフェレストラン〈茉夏(Maka)〉に行ってみました。
クルマで3分と、とても近くにあり、引越ししてきたころから、いつか行ってみようと思っていました(→あまりに時間が経ちましたが)😅。
(腰がひけていたのは、農道だったらやだなーと思っていたためです)
暖炉のあるシックな佇まいのカフェでした。
コーヒーと紅茶がお代わり自由で、「ゆっくりおくつろぎください」とメニュにありました。
カフェでゆっくりkindle出版などのプランを立てたいなぁと思って行ったので、ぴったりの雰囲気でした。
パウンドケーキとコーヒーをいただきながら、あれやこれやと考える時間がとても心地よかったです。
ドライカレーやホットサンドイッチ、ピッツアなどの食事もでき、モッツァレラのピッツアを持ち帰りに焼いていただきました。
冬の航終はり間もなく〈茉夏〉のピザ
店内に四人掛けのテーブル席が二つとソファ席が一つあり、テラスにやはり四人掛けのテーブルがあるお店で、一人だと申し訳ないような感じですが、きょうのようなとぼけた時間だと、他にお客さんがいない可能性があるので、これからもとぼけ時間に行こう行こうと思います。
外観はこのような感じです。
駐車しやすく、農道でもなく^^、行きやすくて嬉しみです。
〈茉夏〉の門入れば八雲の雪女
芭蕉の〈今朝の雪根深を園の枝折哉〉を本歌に、
根深買ひ三年コロナの枝折とす
ご近所の無人直売所でネギを買いました。
たっぷりとひとかかえもあるネギで、さくりと切ると、切ったところから水分が溢れ出てきます。おっとと。
はじめはお雑炊に入れる用にほしかったのですが、その前に、椎茸と一緒にジジジと焼いて、お酒のあてにしようと思います🤭。
今年届いた年賀状の何通かに、「まさかのコロナ感染した」などのメッセージが書かれていて、ひぇー、あなたも〜、あなたも〜(涙)でした。
なんだか感染していない人の方が少なくなってきた感じがしないでもないような。ひたひた。
ともかくマスクと手洗いの基本をコツコツせねばとあらためて思うばかりです。
たれに書こスヌーピー切手の寒見舞い
ワクチン接種の痕がすこし痛痒いくらいで、副反応がほとんど出ませんでした。ありがたい〜と思いながら、スヌーピーの切手を買いに郵便局に行きました。
か、かわゆい。
今回は84円切手の発売だったのですが、63円切手も発売してくれないかーと思いました。
(もったいながって使えないとイケナイので2シート買いました)
きょうは午前中は曇り空で寒さを感じましたが、午後から青空が広がってきて、商店街までの往復が気持ちよかったです。
冬蝶の眠りを誘ふ果樹の庭
ご近所の木々に、金柑やゆずや夏みかんがたわわわわと実っています。
そのなかのどれかかなーと思いながら、駅前の直売所でハッサクを買って帰りました。
4つで200円^^。破格のお値段です。
海の町やや春めけば八朔柑
大風を持て余してや日向ぼこ
きょうは風が強かったですねぇ〜。部屋に居ても、ゴトゴトと風が吹いて何かが揺れている音がずっとしています。
〈EKiSTA〉のマスターが、きょうの風は山からの風なんで寒いんですよねぇ、と言っていました。
〈EKiSTA〉に大きなスクリーンが二つあって、いつも面白そうな映画が流れています。「面白そうなので最後まで観ていいですか」と尋ねるお客さんもいらっしゃるそうです。
きょうの映画は『Life』でした(タイトルをマスターに教えていただきました)。
マスターとひとしきり映画の話で盛り上がり、そのあとお肉屋さん(〈かずさミート〉)に寄って、風に押されながら帰宅しました。ビュンビュン。
ワクチン接種5回目。ロコの医院で接種できるのは楽ちんだなーと思いました。
山羊のやう日々を朗に去年今年
▲なつかれるクルマ。めんこい。
上着いらずの暖かい一日でした。
明日のワクチン接種に備えて、〈菜鮮箱〉と〈せんどう〉に行きました。
〈菜鮮箱〉でヤギと鶏を飼っていることは知っていましたが、うっかりヤギの小屋に隣接してクルマを停めてしまい、メェェ〜〜、と近づいてきて、びっくりしました。
あんなに近くでヤギに会ったのは初めてかもでした。
助手席側のドアからしげしげとなかを観察なさっていました。メェェ〜〜。(ホントにメェェ〜と鳴くのにびっくり。→意外に低音^^)
*
明日のワクチン接種のご褒美を先取りして、〈Nana彩〉の和栗モンブランを赤ワインでいただきました。
〈Nana彩〉のスコーンがとても美味しくて、きょうもスコーンとこのモンブランを買ってきました。
和栗モンブラン。とてもおいしーでした。
自分への褒美やや過多去年今年
卯年にてうさぎデザインより抜きす
気持ちよく暖かな日曜日でしたねぇ。
こんな日こそお散歩を!を思いつつ、きょうはくたびれモードが点滅していて、静かに過ごす日曜日になりました。ぴぽぴぽ。
コーヒーを飲みながら『炎の爪痕』(アン・クリーヴス)にのめり込んだり、めりめり。
マッサージクッションに身を任せて至福〜となったりしていました。
(まだコーヒーを淹れる前の一枚です。
小人さんが出てきてコーヒーを淹れてくれないかなーと思ったのですが、このあと自分で淹れました...)
卵粥七草の日に食べてゐる
きのうは、たくさん歩いて却って疲れが取れた感じと思っていましたが、今朝起きてみると、やっぱりそれなりにくたびれていました😅。
一日早いですが、掃除のついでにお正月のお飾りなどを片付けて、いつもの部屋の顔に戻しました。
それから初穫れの苺をいただきました。
一ノ宮の苺、味が濃くてとても美味しいです。
今夜は七草とはいきませんが(二草くらい^^)、そしてしらす干しとたまごも入れる予定ですが、お粥さんにしようと思います。
かつて亀山湖畔に住み小櫃川にカヌーを浮かべた野田知佑も昨冬逝く。
小櫃川野田知佑の寒昴
車検証の書き換えが済みました。
軽自動車協会の人たちはみなさんとても親切で、20分ほどで新しい車検証ができました。
長浦までは外房線→内房線と、蘇我駅で乗り継ぎますが、めっちゃシンプルでした。外房線内房線の関係が少し分かってきたのかも。
行きの乗り換えの際に、蘇我駅の構内に〈リトルマーメイド〉のパン屋さんを発見して、嬉しみでした。
長浦駅からはほぼ一本道で、小さな運河?沿いの道をひたすらてくてく。日差しとときおりの風がとても気持ちよいお散歩になりました。
長浦駅近くに、なみなみとした川がゆったりと流れていました。
調べてみますと、小櫃川?でしょうか。ここも水の豊かな町なんですねぇ。
独酌やおせち料理の残り物
車検証の書き換えのための書類を整えました。
手続きについては、ネットで調べるととてもシンプルで、唯一面倒なのは、手続きする軽自動車案内センターの場所がちょっと遠いということでしょうか。
長浦から徒歩25分とのこと^^。
よいお散歩になりそうです。
クルマで行くことも考えたのですが、電車で本を読みながらのんびり行こうと思います。
ちょっと早めの晩酌。しばらくは母手作りの黒豆と白花豆が晩酌の心強いお供になりますが、伊達巻とかまぼこが、明日の晩酌までついてきます^^。
万両や母の手のあと息のあと
母は、ときどき出てくるちょいボケ虫に、ガックリしたり、びっくりしたり、怒ったりしていました^^。
でも、今年は絵を描く!本を読む!雑誌を定期購読するなどと、やる気もりもりの目標を立てていました。
それでわたしも母に倣って、とても久しぶりに年初の目標を立てました。
目標は目標として、あとは友だちと遊んだり、本を読んだり、美術館に行ったり、編み物をしたり、映画を観たり、ぼんやりしたりするのだーと思っています。
その全体を、今年はまるんと母との時間が包んでいる感じがいいなぁと思っています。